ホーム > 上映プログラム > 特集企画「韓国映画傑作選」
大阪アジアン映画祭2011
特集企画『ハウスメイド』公開記念「韓国映画傑作選」
開催概要
日  程
2011年3月5日(土)〜8日(火)
会  場
シネ・ヌーヴォ(九条)>>>
作品紹介
下女

下女

The Housemaid

1960年/韓国/108分/提供:国際交流基金
監督:キム・ギヨン
出演:キム・ジンギュ、チェ・ジュンニョ、イ・ウンシム
●幸福な家庭に現れた一人のメイド。一家の主が彼女と関係を持ったことから、悪夢が始まる……。韓国映画界の「怪物」と評される異色の映画監督キム・ギヨン(金綺泳)が、家庭を破滅に導く魔性の女を描き、大反響を巻き起こした問題作。「人間のエゴイズム」をテーマに描き続けたキム・ギヨン ワールドの原点にして頂点の傑作。1961年アジア映画祭(マニラ)では、小津安二郎監督の『秋日和』を上回る評価を得た。キム監督は、1998年2月5日、不慮の火災で死去。オープニング作品『ハウスメイド』(仮題)は本作のリメイク。

3月5日(土)18:55 シネ・ヌーヴォ
3月6日(日)10:30 シネ・ヌーヴォ
3月8日(火)12:30 シネ・ヌーヴォ


鯨とり

 

鯨とり

 

鯨とり

鯨とり

Whale Hunter

1984年/韓国/112分/提供:太秦、アジア映画社

監督:ぺ・チャンホ
出演:アン・ソンギ、キム・スチョル、イ・ミスク、イ・テグン
●80年代、韓国民主化闘争のうねりの中で生まれた韓国ニューウエーブ。その記念碑的作品がぺ・チャンホ監督の『鯨とり』である。現在の韓流ブームの原点であり、韓国映画史上の最高傑作のひとつ。売春宿で虐待を受けている失語症の娘と、彼女をその故郷に連れていこうとするふたりの男との旅を描いたロードムービー。1984年の観客動員最多を記録し、映画賞を独占、名優アン・ソンギの代表作の一本でもある。本年初夏、イ・チャンホ監督の『風吹く良き日』ととも に23年ぶりのリバイバル公開が決まっている。

3月5日(土)10:00 シネ・ヌーヴォ
3月8日(火)14:40 シネ・ヌーヴォ