
- タイトル
- 青の光線 Blue Ray
- 制 作
- 2011年/日本/日本語/字幕:英語
- 上映時間
- 70分
- 監 督
- 西原孝至
- 出 演
- 森岡龍、黒川芽以、森野あすか、柄本時生、海東健、古村比呂
- 作品解説
- 兄を亡くし、傷ついた母親と暮らすサンジは麻薬の運び屋をしながら煮え切らない日々を送っている。引きこもりの妹と暮らす陽子はティッシュ配りと売春をして家計を支えている。ある日、サンジの勘違いで陽子に麻薬の入った袋を渡してしまい……。カネとモノに溢れる都会の片隅で、もがき傷つきながら生きるふたりの若者を鮮明に描いている。監督は、大学在学中から映画・テレビドラマ・DVD・Webコンテンツの制作に携わってきた西原孝至。
- 上映日程
-
3月9日(土)21:30 シネ・ヌーヴォ
★西原孝至監督 上映前舞台挨拶・上映後Q&A(予定)
3月15日(金)16:30 シネ・ヌーヴォ
★西原孝至監督 上映前舞台挨拶・上映後Q&A(予定)
西原孝至監督
● プロフィール
1983年、富山県生まれ。早稲田大学大学院国際情報通信研究科中退。03年に早稲田大学川口芸術学校に第1期生として入学、映像制作を学ぶ。数々のテレビドラマの助監督および映画作品のスタッフを務める。09年の監督作『ジュンとエマ』で第6回CON-CANムービー・フェスティバル部門賞(フィクション部門)を受賞。
● 監督からのメッセージ
『青の光線』は、私の初めての長編劇映画です。
撮影中、ふたつのことを常に考えていました。
ひとつは、俳優にカメラを向けることについて。
もうひとつは、都市で生きることについて。
いい演技や、上手い演技、
そういうものはみたくありませんでした。
言葉では説明できない感情がみたかった。
それだけを追い求めていた気がします。
今の日本で映画をつくる、その困難さを共有してくれた
全ての俳優・スタッフに感謝します。
ぜひ、スクリーンに映る、一瞬の生の輝きをみてほしいです。