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第7回大阪アジアン映画祭 コンペティション
コンペティション部門 国際審査委員
上野 昴志

審査委員長

上野 昴志  Koshi Ueno

日本/批評家・映画評論家

1941年、東京生まれ。中国文学から映画・音楽・漫画・演劇・写真などの文化現象や、社会風俗現象に深い関心を持ち、映画・文化・社会評論を積極的に展開。72年、吉田喜重監督『戒厳令』のプロデューサーとなる。著書に『魯迅−沈黙とことばへの抗い』(74年)、『映画−反英雄たちの夢』(83年)、『鈴木清順全映画』(86年)、『映画全文』(98年)、『戦後60年』(05年)ほか多数。2007年より3年連続で東京国際映画祭「アジアの風」部門の審査員に就任。


キム・テシク

キム・テシク  Kim Tai-sik

韓国/映画監督

1959年、ソウル生まれ。ソウル芸術大学で映画製作を専攻し、80年に日本映画学校に留学。その後、テレビやCMのディレクターとして、日本、オーストラリア、香港で活躍。初の長編監督作『妻の愛人に会う』(06年)は、釜山、サンダンス、ロッテルダム、ブエノスアイレスほか多数の国際映画祭で高い評価を受けた。2009年の長編第2作『東京タクシー』はOAFF2010のクロージング作品。今回、特別招待部門で上映されるオムニバス作品『レッド・バカンス ケランハンパン』の1編「レッド・バカンス」を監督。


アダム・ウォン

アダム・ウォン  Adam Wong

香港/映画監督

1975年、香港生まれ。香港中文大学在学中にアメリカに交換留学し、短編作品を撮り始める。これまでに『THREEー臨死』"Golden Chicken(金鶏)"(共に02年)、 "1:99 Shorts(1:99電影行動)"(03年)のメイキングを監督。『ベッカム、オーウェンと出会う』(04年)で監督デビュー。"Magic Boy(魔術男)"(07年)で香港電影金像奨新人監督賞にノミネートされた。今回、香港映画祭で出品される短編作品『友だち』が世界初上映となる。