第11回大阪アジアン映画祭

コンペティション部門国際審査委員

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審査委員長

イー・ツーイェン(YEE Chih-yen/易智言)

台湾/監督

台湾生まれ。アメリカ・UCLA 映画学科卒業。映画監督・脚本家として、受賞歴も多数。監督作は“寂寞芳心倶樂部 (Lonely Hearts Club)”(1995)、チェン・ボーリン、グイ・ルンメイ主演『藍色夏恋』(2002)、『about love アバウト・ラブ/関於愛(クワァンユーアイ)』「台北篇」(2004)。監督第4作となる『コードネームは孫中山』(2014)でOAFF2015グランプリ&観客賞のW受賞を果たす。台湾映画界を牽引する中堅監督の一人である。

ファン・ダン・ジー(PHAN Dang Di)

ベトナム/監督

1976年、ベトナム生まれ。ハノイ大学映画・演劇学部を卒業後、インディーズ作家としてキャリアをスタート。現在は、ハノイ国立大学やホーチミン市立大学で脚本執筆を指導。ベトナム・ニューウェーブを担う監督の一人である。初長編監督作品『ビー、心配しないで!』(2010/OAFF2011「アジアン・ミーティング大阪2011」上映) はカンヌ国際映画祭など数々の映画祭で受賞。長編2作目『大親父と、小親父と、その他の話』(2015/OAFF2016上映)はベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。

ジョコ・アンワール(Joko ANWAR)

インドネシア/監督

1976年、インドネシア生まれ。脚本家・監督として評価も高く、数々の賞を受賞。最新作『心からの複製』(2015/OAFF2016上映)はヴェネチア、トロント、釜山等の国際映画祭で上映。監督デビュー作『ジョニの約束』(2005/第18回東京国際映画祭上映) 以来10年のキャリアの中でも初の恋愛作品である。俳優としても、エドウィン監督『空を飛びたい盲目のブタ』(2008/OAFF2009上映)、『動物園からのポストカード』(2012)などに出演している。