- 日本初上映
特集企画《台湾:電影クラシックス、そして現在》
愛・殺
Wrath of Desire [愛‧殺]
監督:ゼロ・チョウ(周美玲)
Director: Zero CHOU|2021年|台湾|118分
上映日 | 時 間 | 会 場 |
---|---|---|
3/10 水 | 15:30 | ABCホール |
3/14 日 | 9:50 | シネ・リーブル梅田4 |
![愛・殺 Wrath of Desire [愛‧殺]](../../img/films/t06_1.jpg)
- 出 演
- ピース・ヤン(陽靚)
ウォン・チアウェイ(翁嘉薇)
シュー・ユーティン(徐宇霆)
ホァン・シャンホー(黃尚禾)
チェン・イーチュン(陳俋君) - 作品解説
-
検察官のイージエ(ウォン・チアウェイ)は一夜の過ちで、過失致死事件の被疑者シャオフォン(ピース・ヤン)と体の関係を持ってしまう。シャオフォンは起訴され懲役刑を宣告されるが、刑務所からイージエに手紙を書き続ける。しかし、信心深いカトリック教徒のイージエは罪の意識にとらわれ、シャオフォンを忘れようと、モンイェ(シュー・ユーティン)という若い男性と結婚。シャオフォンが出所した時、3人はいびつな三角関係に陥っていく。
オープンリー・レズビアンの映画監督として『Tattoo-刺青』(2007)や『花様 ~たゆたう想い~』(2012)などのクィア映画を手がけてきたゼロ・チョウ監督が、暴力的なまでに激しい女性同士の性愛を描いた野心作。時間軸が交錯するストーリーラインや、随所に取り入れられた前衛的な舞踏で、人間の秘められた欲望や激情を巧みに表現している。髪を50センチ切り、タトゥーを身にまとったピース・ヤンのアンドロジナスな魅力にも注目。
チョウ監督は近年、台湾のLGBTQコンテンツ配信プラットフォームGagaOOLalaのオリジナル作品として映画とドラマを立て続けに3作発表しており、本作がその4作目となる。[今井祥子]
- 関連サイト