第18回大阪アジアン映画祭

芳泉短編賞審査委員

ギナ・S・ヌール

Gina S. NOER｜インドネシア｜映画監督

脚本家、映画監督、プロデューサー、書籍編集者。“Verses of Love”（2008）、『ひとりじめ』（OAFF2018）などの脚本を手掛ける。長編監督デビュー作の“Two Blue Stripes”（2019）は数々の賞を受賞。OAFF2023コンペティション部門で上映される『ライク＆シェア』は2023年のロッテルダム国際映画祭に選出された。

バンジョン・ピサンタナクーン

Banjong PISANTHANAKUN｜タイ｜映画監督

『心霊写真』（2004）で長編デビュー後、“Alone”（2007）、『アンニョン！君の名は』（2010／OAFF2013）などヒット作を連発。『愛しのゴースト』（2013）はタイ映画史上最高の興行収入を記録した。2016年には『一日だけの恋人』（OAFF2017）で恋愛映画に初挑戦。最新作はナ・ホンジンがプロデュースしたタイ・韓国合作の『女神の継承』（2021）。プロデュース作の『ユー＆ミー＆ミー』（2023）がOAFF2023コンペティション部門で上映される。

田中範子

TANAKA Noriko｜日本｜神戸映画資料館支配人

大阪府堺市出身。映画祭スタッフや映写技師等を経て、2007年の神戸映画資料館開館より支配人を務める。併設シアターの上映企画のほか、神戸映像アーカイブ実行委員会の事務局として、神戸発掘映画祭の実施や市民参加型のフィルムアーカイブ活動に取り組む。2019年に安井喜雄館長とともにNPO法人を立ち上げ所蔵資料の調査・活用を進めている。

エリック・ツァン・ヒンウェン（曾慶宏）

TSANG Hing Weng Eric｜香港｜映画監督

香港中文大学ジャーナリズム＆コミュニケーション学部卒業後、アーティスト、映画監督として活動。“The Umbrella”（下雨天/2018）、“A Thousand Sails”（木已成舟/2020）などの短編を発表している。初長編『香港ファミリー』（過時・過節/2022）がOAFF2023コンペティション部門で上映される。