大阪アジアン映画祭2007 メイン映画祭  11/4(土)、5(日) 映画祭全日程  11/1(水)〜 11/30(木)
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大阪アジアン映画祭2006 OSAKA ASIAN BEAT
Guest Information.<ゲスト情報>
「愛の予感」ゲスト 小林政広監督、渡辺真起子さん
■11月2日(金)『愛の予感』
そごう劇場にて舞台挨拶(上映前)
小林政広監督 Masahiro Kobayashi  
1954年東京生まれ。96年『CLOSING TIME』で監督デビュー。99年『海賊版=BOOTLEG FILM』、00年『殺し』、01年『歩く、人』と3年連続カンヌ国際映画祭出品。05年の『バッシング』はカンヌ国際映画祭公式出品後、東京フィルメックスグランプリ受賞。最新作『愛の予感』でロカルノ国際映画祭グランプリなど四冠に輝く。
渡辺真起子さん Makiko Watanabe
1968年東京都生まれ。モデルを経て、88年『バカヤロー!私、怒ってます』で(中島哲也監督篇)映画デビュー。主演作である諏訪敦彦監督『M/OTHER』(99)は、第52回カンヌ映画祭国際批評家連盟賞を受賞し、高い評価を得た。原一男監督作品『またの日の、知華』(05)、桃井かおり監督作品『無花果の顔』(06)、阪本順治監督作品『魂萌え!』(07)等、映画・舞台・テレビドラマと幅広く活動する。また07年には出演作、河瀬直美監督『殯の森』が第60回カンヌ国際映画祭グランプリ(審査員特別大賞)を受賞。
小林直子プロデューサー Naoko Kobayashi
1969年大阪生まれ。京都芸術短期大学(現:京都造形大学)修了後、コマーシャルスタジオアシスタントなどの職を経て、モンキータウンプロダクションに参加。これまでの小林監督作品に主にアシスタントプロデューサー、スチールなどで参加する。『愛の予感』が初プロデュース作品となる
 
「ムクシン」ゲスト ヤスミン・アハマド監督
■11月3日(土)『ムクシン』
そごう劇場にて舞台挨拶とティーチイン(上映後)
ヤスミン・アハマド監督 Yasmin Ahmad
1959年生まれ。英国で心理学を学んだ後、CM業界で活躍。03年『ラブン』で監督デビュー。04年『細い目』、05年『グブラ』でマレーシア版アカデミー賞を連続受賞。06年の『ムクシン』はベルリン国際映画祭に出品され、世界でも高く評価された。
「花影」ゲスト 河合勇人監督、山本未來さん
■11月3日(土)『花影』
そごう劇場にて舞台挨拶(上映前)とティーチイン(上映後)
河合勇人監督 Hayato Kawai
1969年愛知県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、相米慎二監督『あ、春』を始め、堤幸彦監督『トイレの花子さん』『ケイゾク(TV)』、本広克行監督『サトラレ』『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』、森淳一監督『ランドリー』、黒木和雄監督『美しい夏 キリシマ』、崔洋一監督『血と骨』など、数多くの作品にて助監督を務める。03年、フジテレビ『深夜も踊る大捜査線 2』で演出家デビュー。その後NHKの『生涯指揮者・岩城宏之』、GYAO『少女には向かない職業(5・6話)』、日本テレビ『おじいさん先生・熱闘篇(4・5・9・10話)』の演出を担当。
山本未來さん Mirai Yamamoto
1974年東京生まれ。『喜多郎の十五少女漂流記』(92)で映画デビュー。その他の作品に、ジャッキー・チェンと共演した『WHO AM I?』(97)、『不夜城 SLEEPLESS TOWN』(98)、『39 刑法第三十九条』(99)、『ミスター・ルーキー』(02)、『悲しき天使』(06)、『エクステ』(07)など。
「花影」ゲスト 河井勇人監督、山本未來さん
■11月7日(水)『続々々番頭はんと丁稚どん・チャンポン旅行』
そごう劇場にてトークショー(上映前)
芦屋小雁さん  Kogan Ashiya
 
「花影」ゲスト 河井勇人監督、山本未來さん
■11月7日(水)『田中徳三監督・少年河内音頭取り物語』
そごう劇場にてトークショー(上映前)
河内家菊水丸監督 KawachiyaKikusuimaru 
 
田中徳三監督 Tokuzo Tanaka
 
『田中徳三監督 少年河内音頭取り物語』より
田中好子さん Yoshiko TANAKA
 
『田中徳三監督 少年河内音頭取り物語』より
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アジアン・ミーティング大阪 シンポジウム
マギー・リー Maggie Lee
マギー・リーは『ハリウッド・レポーター』誌の映画批評家である。また彼女はシンガポールで開催される「アジアン・フィルム・シンポジウム」とアジア映画の巡業映画祭「エス・エクスプレス」において中国インディペンデント映画のキュレーターを務めている。過去には「東京国際映画祭」<アジアの風> 部門、「ショートショート・フィルムフェスティヴァル&アジア」、「香港国際映画祭」そして「香港映画資料館」の編集及びプログラマーを務めた。
ガン・シャオアル(甘小二) Gan Xiao'er
1970年河南省新郷生まれ。98年北京電影学院卒業。卒業後は広州の華南師範大学で教鞭をふるっている。00年10月、「プロジェクト映画」を制作する事を目的に「第七封印映画ワークショップ」を立ち上げる。02年、最初の長編『山清水秀/The Only Sons』を自主製作。この作品が03年のバンクーバー国際映画祭とロッテルダム国際映画祭で大きな注目を浴びた。そして06年には35分の短編『Not Too Close, Not Too Detached』を監督。続いて長編として『舉自塵土』を完成させた。
チャオ・イエ(趙曄) Zhao Ye
1979年北京生まれ。広州美術学院付属高校を卒業後、北京電影学院に進み、04年同学院を卒業。これまでに『バキューム・フラスコ』、『Caiwei』など数本の短編、ドキュメンタリー制作。アニメーション作品の『Caiwei』は中国国内において「北京電影学院アニメーション学科最優秀短編賞」等の多くの賞を受賞し、国外でも「第22回エルサレム国際映画祭」やフランスの「アヌシー国際アニメーション映画祭」にて入選を果たした。 最新作である『マー・ウージャ』は「第31回香港国際映画祭」、「ソウル・デジタルフィルムフェスティバル」や「第26回バンクーバー国際映画祭」で上映された。
浜田弘典 Kosuke Hamada
1981年京都生まれ。大阪芸術大学、映像学科入学後、映画製作を学び始める。在学中に数本の短編映画を製作。『屋上の釣人』が水戸短編映像祭、審査員奨励賞。フランクフルトの日本映画祭“Nippon Connection2004”でも上映された。続く『片想いの春夏秋冬』が、シネトライブ2003審査員作品賞。シネヴィスシネマ2003 KODAK AWARDグランプリ、その後全州国際映画祭などでも上映され、国内の映画祭にて多数入賞。又、製作と脚本で関わった、卒業制作作品『Monster's High』は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて招待上映される。卒業後、大阪芸術大学、大学院に進み、念願の35mm長編『怨念黒髪の復讐』を監督した。
松井良彦 Yoshihiko Matsui
松井良彦は、80年代を代表する日本のインディペンデント映画(自主製作映画)『追悼のざわめき』(88)の監督として知られる。日本で自主製作映画が台頭しはじめた70年代末に石井聰亙の狂映舎に参加、79年の『錆びた缶空』でオフシアター・フィルム・フェスティバル(現・PFF)に入賞。つづいて第2作『豚鶏心中』(81)もそれぞれスキャンダラスな内容で映画関係者に限らずミュージシャンやアーチストなど80年代の日本のアンダーグラウンドシーンに衝撃を与えた。『追悼のざわめき』から20年近くを経て本年はじめてデジタル撮影した最新作『どこに行くの?』を完成。公開を来年に予定している。
司会:富岡邦彦 Kunihiko Tomioka
<アジアン・ミーティング大阪>プロデューサー。黒沢清監督の作品の脚本を経て、現在11年間PLANET Studyo+1のプログラム・ディレクターを担当。02年からは専門学校の講師も務め、本年度より神戸芸術工科大学のメディア表現学科・映画専攻講師も担当。
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アジアンミーティング大阪2007特別講演会「映画の国際化と映画祭」
■共催: 日本貿易振興機構(ジェトロ)大阪本部 ■11月3日(土)16:00 ■会場: そごう劇場
■入場無料
【基調講演】
キム・ドンホ氏(プサン国際映画祭実行委員長)
韓国映画界を代表する存在。プサン国際映画祭をアジアを代表する映画祭に育て上げた。また、文化部(Department of Culture )の副長官や、韓国映画振興委員会(Korean Motion Picture Promotion Corporation =現KOFIC )会長の経験などももつ。
※プサン国際映画祭(PIFF)
1996年に韓国初の国際映画祭としてスタートして以来、急速な発展を遂げ、わずか10年の間に「アジア最高の映画祭」(タイム・アジア誌)、「アジア映画最大のショーケース」(フランス、ル・モンド紙)と評されるまでに成長した。毎年秋に開催され、個性的で多様なプログラム内容とともに、アジアの新しい才能を発掘し、世界に紹介していくことにも力を入れている。
【シンポジウム】
パネリスト:小林政広監督
パネリスト:ヤスミン・アハマド監督
パネリスト:ホン・ヒョスク氏(プサン国際映画祭プログラマー)
1968年生まれ。チャンアン大学でフランス語を専攻。その後「女性映画グループ(Women Film Group)」を創設し、ソウル・ビジュアル・コレクティブの代表を務める。一方、撮影監督としてインディペンデントのドキュメンタリーに参加し、『Doomealee, A New School is Opening』、『オン・ライン〜韓国インディペンデント映画の視点』などを撮影。監督としては、98年、尼崎の高校に通う在日コリアン3世たちが、日本の通名をやめて本名を名乗ることを宣言するまでを追ったドキュメンタリー『本名宣言』で、プサン国際映画祭ウンパ賞(最優秀韓国ドキュメンタリー)を受賞。97年よりプサン国際映画祭のスタッフを務め、現在は同映画祭プログラマーとして活躍している。
司会:上野昂志氏(批評家・映画評論家)
1941年、東京生まれ。中国文学から映画・音楽・漫画・演劇・写真などの文化現象や、社会風俗現象に深い関心をもち続け、映画・文化・社会評論を積極的に展開してきた。著書に『魯迅―沈黙とことばへの抗い』(74)、『映画―反英雄たちの夢』(83)、『鈴木清順全映画』(86)、『肉体の時代』(89)、『映画全文』(98)ほか多数。新刊は昨年刊行の『戦後60年』(作品社)。中国文学にも造詣が深く、また韓国へも国立芸術綜合学校映像院での日本映画の特別講義のために数度訪れている。
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