- 世界初上映
特集企画《ニューアクション! サウスイースト》
敗け犬の大いなる煩悩
GOODBYE MR LOSER [令伯特煩悩]
監督:アドリアン・テイ(鄭建国)Director: Adrian TEH Kean Kok|2017年|マレーシア|106分
上映日 | 時間 | 会場 | ゲスト登壇(予定) |
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3/6月 | 21:00 | 梅田ブルク7 シアター3 | |
3/9木 | 15:45 | 阪急うめだホール | ◎ |
- 出 演
- イアン・ファン (方伟杰)
フーン・メイシム(雲鎂鑫)
リム・イーシン(林一心)
アンジョー・コー(许愫恩)
フォーべ・ホワン(黄嘉千) - 作品解説
こんなはずではなかった。平凡すぎる生活、つまらない仕事、口うるさい妻、そして、学生時代の憧れのマドンナ・曉薇が「自分以外の男」と結婚しようとしている。失意のあまり泥酔した林一白が目覚めた時、目の前に広がっていたのは、1999年の、あの懐かしい教室の光景であった。この神の思し召し(?)をきっかけに、曉薇への熱烈なアプローチを開始した一白は、校内放送で自作のラブソング(じつは“当時”未発表だったMaydayの『恋愛ING』)を歌い上げ、彼女のハートをゲットすることに成功。イケてなかった過去をリセットしたかに見えたのだが……
中国の人気劇団・開心麻花が、オリジナルの舞台劇『夏洛特煩悩』を映画にセルフリメイクし、興収14.4億人民元の大ヒットを記録したのが2015年のこと。その舞台をクアラルンプールに移した最新リメイク版が、大阪アジアン映画祭で世界初お披露目! お約束のゆるい笑いに包まれつつも、その展開の速さはジェットコースター級という、いまだ勢いの衰えないマレーシア中国語映画を体現するかのような、新たな問題作が誕生した。[杉山亮一]