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  • 日本初上映

特集企画《Special Focus on Hong Kong 2020》

花椒の味

Fagara [花椒之味]

監督:ヘイワード・マック(麥曦茵)

Director: Heiward MAK|2019年|中国・香港|118分

上映日 時間 会場 ゲスト登壇(予定)
3/9月 12:00 ※完売 シネ・リーブル梅田4   
3/13金 19:05 ABCホール    
花椒の味
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出  演
サミー・チェン(鄭秀文)
メーガン・ライ(赖雅妍)
リー・シャオフェン(李曉峰)
作品解説

ユーシュー(サミー・チェン)は父(ケニー・ビー)の急死で自分に異母姉妹がいることを知る。葬儀の席で初めて顔を合わせたユージー(メーガン・ライ)は母と共に台北、ユーグォ(リー・シャオフェン)は祖母と共に重慶に住んでいるのだった。なんとなく意気投合する三人だが、葬儀後二人は家族の元へ戻る。父の残した火鍋店をすぐに手放さずに自分が経営者となって残った賃貸契約期間を全うすることにしたユーシューの下に二人の妹たちが手伝いに帰ってくる。父の残した火鍋スープのレシピを再生する過程で、育った文化も境遇も違う三人に姉妹としての情と絆がしっかりと芽生える。それぞれが共にいる家族とのわだかまりから解き放たれていくラストシーンは嗚咽確実。

お互いを愛し大切に思っているからこそ素直な言葉にできなくて意地を張ってしまい、気持ちが捻じれて辛い思いを抱えてしまう。そんな心の機微を見事に表現できる実力派集結で観る者を引き込んでくれる作品。こんなパーフェクトな男がいるか!?と思わせる元カレ(アンディ・ラウ)がおいしい。[上川智子]

★エリック・ツァン、パン・ホーチョンに見出された新世代の才能ヘイワード・マックの、最高傑作にして日本初紹介作。

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