← Back
  • 日本初上映

特集企画《Special Focus on Hong Kong 2021》|オープニング

映画をつづける

Keep Rolling [好好拍電影]

監督:マン・リムチョン(文念中)

Director: MAN Lim-chung|2020年|香港|118分

上映日 時間 会場
3/5 金 17:50 梅田ブルク7:シアター6 《オープニング上映》
3/11 木 12:55 ABCホール
映画をつづける Keep Rolling [好好拍電影]
  • LINEで送る
出  演
アン・ホイ(許鞍華)
作品解説

香港のアカデミー賞である香港電影金像奨で『桃さんのしあわせ』(桃姐/2011)、『黄金時代』(2014/OAFF2015上映)などの作品により最優秀監督賞に6度輝くなど、香港映画界の代表的存在であるアン・ホイ。本作では、70年に及ぶ彼女の人生を豊富な映像資料と家族や映画界の錚々たる面々へのインタビューで振り返り、彼女の素顔を通して生きることの力を描き出す。キャリアの中で多くの浮き沈みを経験してきたアン・ホイだが映画への愛と信念は変わらない。常に市場の人々と同じ目線でいるアン・ホイは、これからも香港の人々のため“映画をつづける”と決意を語る。

1947年、中国人の父、日本人の母のもと中国東北地方で生まれたアン・ホイは、祖父母の住むマカオで幼少時代を過ごした後、1952年、家族で香港に移住。イギリスで映画を学んだ後、香港に戻り、武侠映画の巨匠、キン・フー(胡金銓)の助監督を務める。その後、テレビ局で手がけた社会派ドラマなどで頭角を現し、長編映画初監督作『シークレット』(瘋劫/1979)が香港映画界に衝撃を与え、香港ニューウェイブの旗手の1人となる。以後、幅広いジャンルで数々の作品を手がけ、2020年ヴェネチア映画祭では生涯功労賞の金獅子賞を受賞した。

カメラは、エネルギッシュに指導する彼女の撮影現場の姿を追う一方で、母親との慎ましやかな日常生活を映し出す。またインタビューでは、ツイ・ハーク(徐克)、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)、フルーツ・チャン(陳果)、ティエン・チュアンチュアン(田壮壮)、ジャ・ジャンクー(賈樟柯)など中華映画界の重鎮のほか、シルヴィア・チャン(張艾嘉)、アンディ・ラウ(劉徳華)などアン・ホイの作品には初期から出演し、彼女と親交の深い俳優が登場。

監督を務めるのは、ベテランの美術監督・衣装デザイナーとして、ツイ・ハーク、スタンリー・クワン(關錦鵬)、シルビア・チャン、パン・ホーチョン(彭浩翔)などの作品に参加してきたマン・リムチョン。アン・ホイ監督とは『黄金時代』を含めた3作で2002年からタッグを組み、本作で監督デビューを果たした。音楽には大友良英も名を連ねる。

なお、本作は2020年香港国際電影節オープニング作品に選出されていたが、当映画祭は現地での感染再拡大を受け、開催中止に追い込まれた。

関連サイト
facebook