第18回大阪アジアン映画祭|関連イベント
映画字幕翻訳講座2022 in 大阪大学箕面キャンパス
「映画字幕翻訳講座2022 in 大阪大学箕面キャンパス」は終了いたしました。たくさんのご参加、ありがとうございました。
字幕翻訳は通常の翻訳とは異なります。人が字幕を読み切れる文字数は1秒間に約4文字と言われるため、長い言い回しでも限られた文字数内で表現し、さらに映画の世界観を損なわないような、平易な言葉にまとめなくてはなりません。外国語の読解力はもちろん、日本語の文章表現力が求められる奥の深い職人技の世界。字幕翻訳とは、作品を深く理解して、寄り添い、その本質にもっともふさわしい日本語訳を模索していく作業なのです。
2008年から開催され好評の「映画字幕翻訳講座」を新しい大阪大学箕面キャンパスで3年ぶりに開催いたします。映画字幕の第一線で活躍される講師をお招きし、映像翻訳の基礎知識を分かりやすく、楽しく講義していただきます。
なかなか覗き見ることのできない世界を知る1日講座。どうぞお気軽にご参加ください。
本講座では、皆さんに映画の1シーンを実際に翻訳していただきます。言語は英語です。難しい単語は講義内で説明しますし、辞書などをお持ちいただいても構いません。目的は語学力を問うことではなく、日本語字幕翻訳を体験し、その奥深さ・楽しさ・難しさを知っていただくことですので、お気軽にご参加ください。翻訳体験に参加せず、聴講だけのご参加も歓迎です。
日 時 |
2022年11月7日(月)13:30開講(約3時間予定) |
会 場 |
大阪大学箕面キャンパス 1階 大講義室 大阪モノレール:千里中央駅下車 北へ徒歩 約25分 阪急バス:千里中央発「新船場北橋」下車 徒歩 約5分 |
講 師 |
松岡葉子さん 字幕翻訳家。映画翻訳家協会会員。フランス語、英語を中心に劇場公開作品、映画祭など幅広く字幕翻訳を手がける。近作にに『永遠の門 ゴッホの見た未来』『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』『映画はアリスから始まった』など。 惣川雅子さん 字幕制作ディレクター。東京現像所で字幕制作ディレクターとして、数多くの劇場映画の字幕制作にたずさわる。現在はフリー。 |
司 会 |
古川裕先生(大阪大学大学院人文学研究科教授) 専攻分野は現代中国語研究、文学博士(北京大学)。中国語の映画や音楽を使った中国語の教育法を実践している。大阪アジアン映画祭では『宇宙探索編集部』『人として生まれる』『大いなる餓え』『悲しみより、もっと悲しい物語』『大大ダイエット』などの字幕翻訳・監修を担当した。 |
受講料 |
無 料 |
お申込み・ お問い合わせ |
申し込み受付は終了しました。 【一般の方】事前登録が必要です。 オンライン:こちらの申し込みフォームに必要事項をご入力のうえ、お申込みください。 ※先着順で受付いたします。 ※当日受付は開講30分前より行います。受付にお越しになられた順番にご入場いただきます。お席は十分にありますが、学生の出席が多い場合、満席になる場合もございます。あらかじめご了承ください。 ※席に余裕がある限り、当日開講時刻までお申し込みを受け付けます。 【大阪大学の学生】大阪大学の学生は事前登録不要です。 |
主 催 |
大阪大学大学院人文学研究科 大阪映像文化振興事業実行委員会 |
共 催 |
大阪大学外国学図書館 |
協 力 |
アテネフランセ文化センター |
その他 |
個人情報の取り扱いについて 個人情報については本講座開催の目的のみに使用し、他用いたしません。 |