第18回大阪アジアン映画祭
コンペティション部門審査委員

ホー・チェクティン(何爵天)
HO Cheuk Tin|香港|映画監督
香港演芸学院テレビ映画学部卒業(演出専攻)。監督デビュー作の法廷ドラマ“The Sparring Partner”(正義迴廊/2022)は香港を席巻し、カテゴリー3(成人指定)作品としては歴代最高の興行収入を記録。2023年の香港電影金像奨では、作品賞、監督賞、新人監督賞など16のノミネーションを受けている。最新作『四十四にして死屍死す』(死屍死時四十四/2023)がOAFF2023スペシャル・オープニング作品として上映される。

シエ・ペイルー(謝沛如)
HSIEH Pei-ju|台湾|映画監督
コロンビア大学で映画制作の修士号を取得。長編デビュー作『大いなる餓え』(大餓/2019)は第24回釜山国際映画祭に出品され、第56回台北金馬映画祭でFIPRESCI賞を受賞。ドラマシリーズ「悲しみより、もっと悲しい物語 The Series」(比悲傷更悲傷的故事:影集版/2021)で第57回金鐘奨ミニシリーズ/テレビ映画部門監督賞を受賞。『大いなる餓え』と短編『雄鶏ものがたり』(雄雞卡克/2019)が共にOAFF2020で上映された。

月永理絵
TSUKINAGA Rie|日本|ライター
出版社に勤務した後、2014年にフリーランスのライターとなる。「メトロポリターナ」「朝日新聞」「週刊文春」「CINEMORE」など、新聞・雑誌・WEB媒体で映画評やコラム、取材記事を執筆。2015年に創刊した映画と酒の小雑誌「映画横丁」(現在4号まで刊行中)の編集人を務め、〈映画酒場編集室〉名義で書籍、映画パンフレットの編集を手掛けている。WEB番組「活弁シネマ倶楽部」でMCを担当し、映画の作り手たちにインタビューをしている。