- 日本初上映
インディ・フォーラム部門
夜間勤務
Night Working
監督:キム・ジョンウン
Director: KIM Jungeun|2017年|韓国|27分
上映日 | 時間 | 会場 | ゲスト登壇(予定) |
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3/11日 | 16:00 | シネ・リーブル梅田3 | ◎ |
3/14水 | 16:10 | シネ・リーブル梅田3 | ◎ |
※プログラム《短編C》『パープルな日々』『亮亮と噴子』と併映
【開催レポート】
- 出 演
- キム・イェウン
ウォンニ・スレン - 作品解説
韓国映画は近年、外国人労働者を描いた作品が増えている。『僕たちはバンドゥビ』(シン・ドンイル監督/2009)、『パンガ?パンガ!』(ユク・サンヒョ監督/2010)、そして韓国人権委員会の「視線」シリーズなど。本作は、そのシリーズの第5作『視線の向こうに』(オムニバス/2010)のうちの1本『ニマ』(プ・ジヨン監督)にも似て、女性二人のふれあいがテーマ(これは去年のOAFF上映『夏の夜』にも通じる)。『ニマ』はモンゴル女性と韓国女性であったが、『夜間勤務』はカンボジアから来て4年のリンと、韓国女性ヨニが主人公。
ある工場で夜間に働く二人は、週末に海を見に行こうと約束するが、会社は外国人労働者だけに週末出勤を言う(同じシチュエーションの『パンガ?パンガ!』を思い出す)。そしてリンは、ヨニが会社を辞め、オーストラリアにワーキングホリディで行くと聞いた。どちらも父親のいない生活。リンは故郷の母に手紙を書き、ヨニは母に自分の気持ちを伝える。工場を辞めたヨニと再会したリン。二人は約束を果たすべく一緒に海に向かう…。