

ベストテン発表&表彰式~多彩なゲストを迎えて開催する映画のお祭り!
大阪にゆかりの深い作品を中心に、優れた国内映画の紹介を行います。年間に大阪で上映された映画の中から、大阪の映画関係者&映画ファンが選ぶ「おおさかシネマフェスティバルベストテン作品賞&個人賞」の授賞式と優秀作の上映会を行い、作品や監督、俳優など映画制作関係者の顕彰を行います。

- 日 程
- 2011年3月5日(土)・6日(日)
- 会 場
- 大阪歴史博物館(谷町四丁目)>>>
- チケット
- 3月5日(土)一・二部入替制(各部ごとにチケットが必要です) 前売1000円/当日1200円
3月6日(日)1日通し券 前売2500円/当日2800円
※前売券は2月5日(土) より発売予定。詳細については近日発表します。

【第一部】
10:10 開場
10:30 『花つみ日記』上映
11:45 トークショー:上倉庸敬さん(大阪大学大学院文学研究科教授)

花つみ日記
1939年/73分/製作:東宝京都(東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品)
監督:石田民三 原作:吉屋信子 脚本:鈴木紀子 撮影:山崎一雄
出演:高峰秀子、清水美佐子、葦原邦子、進藤英太郎、花沢徳衛、林喜美子、御舟京子
●大阪を舞台に、当時15歳の高峰秀子が主役を演じた文芸映画。花街・宗右衛門町に住む女学生と東京からの転校生とが織りなす友情物語で、花柳界を描かせたら随一の石田民三が演出にあたった。名優・高峰秀子の戦前の貴重な作品であり、そのかわいらしさは必見! 映画は大阪各所でロケを敢行。そのほとんどが大阪大空襲で焼失しているため、戦前の大阪の町並み、建物、風俗を知るうえでも大変貴重な作品である。また宝塚少女歌劇のスター・葦原邦子が、生徒たちの憧れの教師役で特別出演。04年秋に東京国立近代美術館フィルムセンターで復元上映され、30年代日本映画の水準の高さに注目が集まった。

【第二部】(2本立て)
12:50 『大坂城物語』上映 (上映後、休憩)
14:50 『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』上映

大坂城物語
1961年/96分/配給:東宝
監督:稲垣浩 原作:村上元三 脚本:木村武、稲垣浩 音楽:伊福部昭
出演:三船敏郎、星由里子、志村喬、香川京子、久我美子、田崎潤、山田五十鈴
●関ケ原の合戦の後に大坂へやってきた風来坊が見たものは、敵味方入り乱れての陰謀と欲望の渦だった。大坂冬の陣をモチーフに、巨匠・稲垣浩が三船敏郎を主演に描く歴史大スペクタクル。大坂の陣を回避しようとする謎の勢力に見込まれた男の活躍が小気味よい。巨費を投じて、東宝撮影所に巨大な初代・大坂城のミニチュアを構築、円谷英二による迫力あふれる特撮は圧巻。豪華俳優陣と三船の活躍など見どころ満載の娯楽大作。

大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン
1966年/100分/製作:大映/配給:角川映画
監督:田中重雄 脚本:高橋二三 音楽:木下忠司 特撮監督:湯浅憲明
出演:本郷功次郎、江波杏子、夏木章、藤山浩二、藤岡琢也、早川雄三、菅井一郎
●大ヒットを記録した「ガメラ」シリーズの第2弾。怪獣映画には珍しく大人の人間ドラマとして製作され、十分な予算をかけた特撮シーンなど、特撮怪獣映画史上に残る傑作と評価される一本。水虫退治用の赤外線から誕生した冷凍怪獣・バルゴン。いっぽう、閉じ込められていたロケットから巨大隕石の衝突によって脱出したガメラは、大阪城を挟んでバルゴンと対峙する! なんと大阪城は、バルゴンの冷凍液で凍らされてしまうのだが、はたして……。

【3月6日(日)】1日通し券
9:30 開場
9:50 あいさつ
10:00 ベストテン受賞記念上映1
『オカンの嫁入り』(呉美保脚本賞、桐谷健太助演男優賞受賞作)上映
11:50 トークショー:呉美保監督(脚本)、桐谷健太(助演男優賞)=予定
(終了12:05)休憩30分
12:35 ベストテン発表&表彰式
(終了14:20)休憩10分
14:30 ベストテン受賞記念上映2
『孤高のメス』(堤真一主演男優賞受賞作)上映
(終了16:41)

(C)2010「オカンの嫁入り」製作委員会
オカンの嫁入り
2010年/110分/配給:角川映画
監督・脚本:呉美保 原作:咲乃月音 音楽:田中拓人 撮影:谷川創平
出演:宮崎あおい、大竹しのぶ、桐谷健太、絵沢萠子、國村隼、林泰文、友近
●長年、母一人子一人で仲良く暮らしてきた母娘。ある日、母親がリーゼント姿の若者を連れて帰ってきて結婚宣言をしたことから……。第3回日本ラブストーリー大賞ニフティ/ココログ賞を受賞した人気小説を、大阪芸大出身の呉美保監督が映画化。京阪本線の枚方・牧野を舞台に撮影された大阪のオカンと娘の物語。大竹しのぶと宮崎あおい、それに桐谷健太、絵沢萠子が名演。母娘の葛藤、ふたりを見守る周囲の人々の姿があったかい感動作。

(C)2010「孤高のメス」製作委員会
孤高のメス
2010年/126分/配給:東映
監督:成島出 原作:大鐘稔彦 脚本:加藤正人 撮影:藤澤順一
出演:堤真一、夏川結衣、吉沢悠、松重豊、平田満、余貴美子、生瀬勝久、柄本明
●患者のたらい回しなど現代医療の問題に鋭く切り込む衝撃の医療ドラマ。実際に医療に携わる大鐘稔彦の同名小説を基に、地方の市民病院に勤務する外科医が旧弊な医療現場で困難な手術に立ち向かうさまを描く。主人公の外科医役に堤真一が扮し、鬼気迫る演技を見せる。患者の命を救う方法は、脳死状態からの肝臓移植しかない…。日本の法律ではいまだ認められていない(当時)“禁断のオペ”に、同僚や先輩、マスコミ注視の中、が敢然と挑むひとりの医師の姿を真っ向から描く。見る者を熱くさせる医療ドラマ。
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