《観客賞》受賞
- 海外初上映
オープニング|TAIWAN NIGHT|特集企画《台湾:電影ルネッサンス2016》
湾生回家(わんせいかいか)
WANSEI BACK HOME [湾生回家]
監督:ホァン・ミンチェン(黄銘正)2015年|台湾|111分
上映日 | 時間 | 会場 | ゲスト登壇(予定) |
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3/4金 | 19:00 ※完売 | 梅田ブルク7 シアター1 | ◎ オープニング・セレモニー|TAIWAN NIGHT |
3/8火 | 11:00 ※完売 | 第七藝術劇場 |
※3/4(金)19:00 オープニング上映の前売券はお一人様2枚までの販売となります。ご注意ください。
- プロデューサー
- 田中實加(台湾名:陳宣儒)
- 出 演
- 冨永勝、家倉多恵子、清水一也、松本洽盛、竹中信子、片山清子、リー・シンロン(李幸蓉)
- 作品解説
「湾生(わんせい)」とは、戦前、台湾で生まれ育った日本人のことを言う。日本の敗戦後、台湾にいる日本人は台湾生まれであっても強制的に日本に送還された。その数は、軍人・軍属を合わせて50万人近く、そのうち「湾生」は約20万人と言われている。本作は、見知らぬ祖国・日本に送還された「湾生」の人々が、生まれ故郷である台湾に里帰りし、懐かしい人々を探し求める姿を追ったドキュメンタリー作品である。
12年の歳月をかけて200人あまりの「湾生」を追い、さらに5年をかけて本作をプロデュースしたのは、自身の祖母も「湾生」であり、台湾を拠点に活動している画家・田中實加(台湾名:陳宣儒)。監督は台湾のアカデミー賞といわれる金馬奨で、1998年に最優秀短編作品賞を受賞した経歴をもつ黄銘正(ホァン・ミンチェン)(『トゥー・ヤング/城市飛行』第14回東京国際映画祭上映)。
本作は昨年の金馬奨最優秀ドキュメンタリー作品にもノミネート。興行収入は1億円を超え、台湾のドキュメンタリーとしては異例の大ヒットを記録した。
2016年秋 岩波ホールで公開予定
- 提 供
マクザム
ワコー
太秦
- 配 給
太秦