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茶房館から牌九を越えて:インドネシア華人映画の系譜と新展開
インドネシアで長く見えざる存在だった華人が映画の中で存在感を増してきている。オランダ植民地時代の1930年代が舞台の先駆的な『茶房館』(2002) に始まり、1960年代の政治の時代に理想に身を投じた青年の物語である『GIE』(2005) 、1998年の民主化後にマイノリティとして家系を継承する困難を描いた『空を飛びたい盲目のブタ』(2008) (OAFF2009)を経て、中国のプレゼンスが高まる今つくられた『牌九』(2018) (OAFF2018) へと繋がる系譜をたどり、ここからどこに向かおうとしているのかを探る。