- 日本初上映
インディ・フォーラム部門
HANA
HANA
監督:中西舞
Director: NAKANISHI Mai|2018年|韓国・日本|13分
- 出 演
- イ・チョンビ
チョン・ヒジン
キム・ドウン - 作品解説
ベビーシッターの面接を受けるため、とある高級マンションを訪れた大学生のスジン。彼女を待っていたのは4歳になる娘ハナの母親でシングルマザーの女性だった。威圧的な態度で面接を進める母親の態度に圧倒されるスジンだったが、その場で即採用となり、その日からベビーシッターをすることに。母親が仕事で外出し、スジンはハナが昼寝から目覚めるのを待つが、彼女の周りで次々と不思議な現象が起こり始める。
中西舞監督が2016年に釜山国際映画祭主催の選抜制ワークショップ「アジアンフィルム・アカデミー」に参加し、台湾映画界の巨匠ツァイ・ミンリャン監督の指導の下、短編を制作したことが本作の制作のきっかけとなる。当時一緒に作品を制作した若き韓国のフィルムメーカーたちと再度タッグを組み、本作の脚本開発からキャスティング、プリプロダクション、撮影、編集までのプロセスをおよそ3ヶ月かけて釜山で行った。監督を除く全てのキャスト&スタッフは韓国人。
- 監督メッセージ
- 「永遠に分かり合う事が出来ない母と娘がいたら、どうだろうか?」、そんな考えからこの企画は生まれました。仕事に没頭し、娘の気持ちに気づけない母親と、その母親からの愛情を欲する幼い娘。働く母親が増加する日本と韓国、ハナと母親のような関係は決して映画だけの事では無いかもしれません。
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