- 世界初上映
インディ・フォーラム部門
新宿タイガー
Shinjuku Tiger
監督:佐藤慶紀
Director: SATO Yoshinori|2019年|日本|83分
- 出 演
- 八嶋智人
渋川清彦
睡蓮みどり
井口昇
久保新二 - ナレーション
- 寺島しのぶ
- 作品解説
東京のエンターテインメントをリードする街・新宿。1960年代から1970年代にかけ、新宿は社会運動の中心だった。2018年、この街には“新宿タイガー”と呼ばれる年配の男性がいる。彼はいつも虎のお面を被り、ド派手な格好をし、毎日新宿中を歩いている。彼は1972年、24歳の時に、死ぬまでこの格好でタイガーとして生きることを決意した。1972年当時、何が彼にそう決意させたのか?
新聞販売店や、1998年のオープン時と2012年のリニューアル時のポスターにタイガーを起用したTOWER RECORDS新宿店の関係者、ゴールデン街の店主たちなど、様々な人へのインタビューを通じ、虎のお面の裏に隠された彼の意図と、一つのことを貫き通すことの素晴らしさ、そして新宿の街が担ってきた重要な役割に迫る。
『HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話』(OAFF2017)で釜山国際映画祭コンペ部門(ニュー・カレンツ部門)入選を果たした佐藤慶紀監督最新作。
2019年3月22日、テアトル新宿にてレイトショー公開
- 監督メッセージ
タイガーさんを撮影していて感じたことがある。それは、タイガーさんは今も昭和の香りを漂わせているということだ。
昭和とはどんな時代だったのか?まだ私たちにはその時代について考えることがあるのではないか。
時代がどんどん過ぎていこうとするなか、私たちはタイガーさんのような存在を失ってはならないと思う。
- 配 給
- 渋谷プロダクション
- 関連サイト
- Official site