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  • 海外初上映

特集企画《台湾:電影ルネッサンス2022》

姉ちゃん

My Sister [姊姊]

監督:パン・カーイン(潘客印)

Director: PAN Ke-yin|2021年|台湾|25分

上映日 時 間 会 場
3/11 金 14:40《短編6》 シネ・リーブル梅田3
3/16 水 16:20《短編6》 シネ・リーブル梅田4

※プログラム《短編6》『北新宿2055』『めちゃくちゃな日』と併映

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出  演
ホアン・ペイチー(黃珮琪)
チュー・イーミン(朱羿銘)
カオ・イーリン(高伊玲)
ラン・ウェイフア(藍葦華)
チャン・カイジャ(張凱喆)
作品解説

大学進学を控えたチュンは、両親と弟の4人家族。家計を心配し、国立大学を目指す彼女は、生活費を工面するために予備校でのバイトに明け暮れている。18歳の誕生日前夜、ふとしたきっかけで自身の出生に関する秘密を耳にしてしまうチュン。翌日、気もそぞろでバイト先に向かった彼女のスマホに、名門私立・輔仁大学の合格通知が届くが…。

『ぼくらの後半戦』(2019)、『全ては愛のため』(2017)など、長編映画の編集で知られるパン・カーインの監督デビュー作。25分の上映時間で、親子の情と姉弟の葛藤、爽やかな恋愛模様をしっかり描くその力量は、編集マン出身のパン監督ならではのバランス感覚に裏打ちされたものと言っていいだろう。ヒロインのチュンを演じたホアン・ペイチーは人気の若手モデルだが、揺れ動く少女の心を繊細に表現した演技力が秀逸。チュンのバイト先の責任者役で特別出演した、『親愛なる君へ』(2020)のチェン・ヨウチエ監督は本作のプロデューサーも兼任。パン監督は、チェン監督のテレビドラマ「他們在畢業的前一天爆炸2(原題)」(2017)の編集を担当している。[杉山亮一]