- 海外初上映
特集企画《台湾:電影ルネッサンス2022》
凪
Plain Sailing [凪]
監督:サーシャ・ジョク(祝紫嫣)
Director: Sasha CHUK|2021年|台湾|25分
上映日 | 時 間 | 会 場 |
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3/12 土 | 16:30《短編3》 | シネ・リーブル梅田4 |
3/16 水 | 18:20《短編3》 | シネ・リーブル梅田4 |
※プログラム《短編3》『二度と一緒にさまよわない』『Out of TOKYO 202x』と併映

- 出 演
- 松嵜翔平
サーシャ・ジョク(祝紫嫣) - 作品解説
2019年秋。激動の香港を離れ、一人で台湾・高雄へとやって来たシャオバイ。居酒屋でアルバイトをすることになった彼女は、同店で働く日本人青年シャオヘイと出会い、やがて恋に落ちた。海辺の町で、つかの間の平穏な日々を過ごすシャオバイだったが、誕生日の夜、香港からかかってきた1本の電話が、彼女を再び過酷な現実に引き戻すこととなり…。
香港インディーズ映画界で知られる新鋭サーシャ・ジョク監督が、台湾に渡って自ら主演した最新短編。直接的な表現はギリギリに抑えつつも、香港、そして台湾の置かれた不確実な現実を活写するジョク監督の手腕に注目したい。公開を控える彼女の初長編監督作『但願人長久(原題)』は、OAFFでも多くの作品が上映されている“首部劇情電影計画”の入選作。「この中国湖南省から香港にやって来た姉妹の成長物語は、我々に香港の“現在”を再確認させることとなるだろう」とは、同作のプロデューサーを務めるスタンリー・クワンの弁。シャオヘイを演じた松㟢翔平は日本と台湾で活躍するモデル兼俳優で、この役名は彼の台湾でのニックネームである。[杉山亮一]