大阪アジアン映画祭2009 アジアン映画祭メインプログラム  3/13(金)〜16(月) おおさかシネマフェスティバル  3/21(土)・22(日)
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大阪アジアン映画祭2009 OSAKA ASIAN BEAT
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アジア映画最新作初上映!
『チョコレート・ファイター』 プラッチャヤー・ピンゲーオ監督 DIR. Prachya Pinkaew
■3月13日(金)18:30『チョコレート・ファイター』上映時 舞台挨拶(ABCホール)

プラッチャヤー・ピンゲーオ監督

◆1962年生まれ。監督・プロデューサーとして、タイの映画、エンターテインメント業界を支えるヒットメーカー。特に、タイのアクション映画を世界に広め、大成功に導く。『The Magic Shoes』(92年)で長編劇映画デビュー。監督とプロデュースを担当した『マッハ!』(03年)、『トム・ヤム・クン!』(04年)でトニー・ジャーを一躍有名アクションヒーローに育て上げるとともに、タイ映画市場最も成功を納める。2008年に本作『チョコレート』を引っさげてカムバックし、本作のためにパンナー・リットグライが4年間かけて訓練を施した23歳のアクションヒロイン“ジージャー・ヤーニン”を世に送り出している。
『停車』 チョン・モンホン監督 DIR. Mong-Hong Chun
■3月14日(土)10:20『停車』上映時 質疑応答あり(ABCホール)
チョン・モンホン監督
◆1965年、台湾のピントンに生まれる。台湾国立交通大学コンピューター工学学科卒業、その後、シカゴの芸術専門学校にてM.F.A.(映像学修士)を習得。97年から100作以上におよぶテレビコマーシャルの監督を務めている。彼の初めてのドキュメンタリー作品『Doctor』は、詩的な映画描写で、父親との死別という繊細な問題を扱い、そして、多くの国際的な映画祭で大絶賛を集めた。『停車』は初めての長編劇映画になる。
『手あつく、ハグして』 コンデート・チャトゥランラッサミー監督 DIR. Kongdej Jaturanrasmee
■3月14日(土)13:15『手あつく、ハグして』上映時 質疑応答あり(ABCホール)
コンデート・チャトゥランラッサミー監督
◆1972 年生まれ。映画監督と同時に脚本家としても活躍中。脚本作品に、前回の大阪アジアン映画祭で上映した『レター 僕を忘れないで』(04年)、『トム・ヤム・クン!』(05年、共同脚本)、『ヌーヒン バンコクへ行く』(06年)、『ミー・マイセルフ 私の彼の秘密』(07年)などの大ヒット作があり、タイで最も面白い脚本が書ける才能との定評を確立している。初めての単独監督作品『ミッドナイトマイラブ』は05年の東京国際映画祭アジアの風部門で上映され好評を博している。
『サイアム・スクエア』 チューキアット・サックウィーラクン監督 DIR:Chookiat Sakveerakul
■3月15日(日)10:20『サイアム・スクエア』上映時 質疑応答あり(ABCホール)
チューキアット・サックウィーラクン監督
◆1981年タイ、チェンマイ生まれ。『Old House』(00年)、『Dong Aok Fan』(01年)、『Wiman Si Chompoo』(01年)、『Wind of China Town』(02年)、『Motocycle』(02年)、『2003』(03年)等の短編やドキュメンタリー映画の製作からスタートし、『Li』(03年)で長編映画監督デビュー。04年に2作目の『ピサジ 悪霊の棲む家』を発表。06年の『レベル・サーティーン』で韓国の第11回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭最優秀賞、カナダの第9回ファンタジア国際映画祭金賞に輝き、世界の注目を集める。監督・脚本・音楽を担当した『サイアム・スクエア』(07年)は、同年のタイ映画連盟最優秀賞を受賞している。
『空を飛びたい盲目のブタ』 シディ・サレ氏(撮影監督・プロデューサー)Sidi Saleh(Cinematographer/Producer)
■3月15日(日)14:00『空を飛びたい盲目のブタ』上映時 質疑応答あり(ABCホール)
撮影監督・プロデューサー シディ・サレ氏
◆エドウィンとは長年にわたって創作活動を共にしてきた撮影監督。<アジアン・ミーティング大阪>で上映のエドウィン短編集でも4作品で撮影監督を務めている。彼の長編デビュー作『空を飛びたい盲目のブタ』では、プロデュースも担当。その他の監督の撮影作品にマレーシア映画『This Longing 』、インドネシアン・ホラー『Takut: Faces of Fear』など。
『彼方からの手紙』 瀬田なつき監督 DIR.Natsuki Seta
■3月15日(日)16:20『彼方からの手紙』上映時 質疑応答あり(ABCホール)
瀬田なつき監督
◆1979 年生まれ。大阪府出身。05 年に横浜国立大学大学院環境情報学府を修了。06 年に東京藝術大学大学院映像研究科に入学。黒沢清監督、北野武監督に師事する。『彼方からの手紙』は、東京藝術大学大学院の修了作品。その他の監督作品に、『とどまるか なくなるか』(02年)、『爆弾娘疾走』(03年、京都国際学生映画祭2003コンペティション部門入選)、オムニバス映画『夕映え少女〜むすめごころ』(08年)など。08年には、井口奈己監督『人のセックスを笑うな』のメイキングを担当している。
『100』クリス・マルティネス監督 DIR.Chris Martinez
■3月15日(日)18:40『100』上映時 質疑応答あり(ABCホール)
クリス・マルティネス監督
◆クリス・マルティネスは、監督、脚本家、舞台演出家、劇作家、CMディレクター、作家、そして俳優である。彼の脚本による映画作品全四作中、『Bikini Open』『Sukob』『Bridal Shower』はいくつかの賞を受けている。劇作家としては、パランカ記念文学賞、ナショナル・コミッション、芸術大賞などを受賞している。初短編映画『Bakas』はオルタナティブ映画制作に対するフィリピン・カルチャーセンター・アワードに輝いている。初の長編作品『100』は、2008年にシネマラヤ独立映画祭では五つの賞を、釜山国際映画祭では観客賞を受賞した。
『100』 ユージン・ドミンゴさん(女優) Eugene Domingo(Actress)
■3月15日(日)18:40『100』上映時 質疑応答あり(ABCホール)
ユージン・ドミンゴさん
◆フィリピンのCMからコメディ番組、映画まで、幅広く活躍中の女優。大学在学中より、女優活動を開始し、最近では、メトロマニラ映画祭にて、最優秀助演女優賞受賞(『Bahay Kubo』)。本作『100』ではシネマラヤ独立映画祭で最優秀助演女優賞受賞するなど、その才能を発揮している。
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大阪アジアン映画祭特別シンポジウム「アジア新世代映画人たちが語る」
■3月16日(月)14:00(ABCホール)
パネリスト:
『サイアム・スクエア』 チューキアット・サックウィーラクン監督 DIR:Chookiat Sakveerakul
『彼方からの手紙』 瀬田なつき監督 DIR.Natsuki Seta
『100』クリス・マルティネス監督 DIR.Chris Martinez
司会:上野昂志氏(批評家・映画評論家)
◆1941年、東京生まれ。中国文学から映画・音楽・漫画・演劇・写真などの文化現象や、社会風俗現象に深い関心をもち続け、映画・文化・社会評論を積極的に展開してきた。著書に『魯迅―沈黙とことばへの抗い』(74)、『映画―反英雄たちの夢』(83)、『鈴木清順全映画』(86)、『肉体の時代』(89)、『映画全文』(98)ほか多数。新刊は昨年刊行の『戦後60年』(作品社)。中国文学にも造詣が深く、また韓国へも国立芸術綜合学校映像院での日本映画の特別講義のために数度訪れている。
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アジアン・ミーティング大阪2009〜映画祭から彼方へ〜
【エドウィン短編集】  シディ・サレ氏(撮影監督・プロデューサー)Sidi Saleh(Cinematographer/Producer)
■3月14日(土)11:00【エドウィン短編集】上映時 舞台挨拶(シネ・ヌーヴォ)
◆エドウィンとは長年にわたって創作活動を共にしてきた撮影監督。《アジアン・ミーティング大阪2009》で上映のエドウィン短編集でも4作品で撮影監督を務めている。彼の長編デビュー作『空を飛びたい盲目のブタ』では、プロデュースも担当。その他の監督の撮影作品にマレーシア映画『This Longing 』、インドネシアン・ホラー『Takut: Faces of Fear』など。
『ムーン』第3話・日本編『ユリの枯れる頃の声』山田雅史監督 DIR:Masafumi Yamada
■3月14日(土)(シネ・ヌーヴォ)
 12:00『ムーン/ジェームス・ウォンの歌詞による7つのアジアの物語』上映時 舞台挨拶
◆1976年京都生まれ。高校時代、デザイン科で絵画を学びイメージ画を制作。その後ビジュアルアーツ専門学校大阪に入学。絵画的要素を組み込んだその後のスタイルを確立した。04年『つぶろの殻』がバンクーバー、プサン、サラエボほかの国際映画祭で上映される。第1回CO2企画制作部門助成作品『堤防は洪水を待っている』は今までのスタイルに演劇的要素を加えて新たな世界観を生み出し、現在も国内外で上映が続き高い評価を得ている。
『ムーン』第5話・香港編『一緒に』ハーマン・ホー監督 DIR.Hermann Ho
■3月14日(土)(シネ・ヌーヴォ)
 12:00『ムーン/ジェームス・ウォンの歌詞による7つのアジアの物語』上映時 舞台挨拶
◆ビデオ作家兼インテリアデザイナー。テレビコマーシャル、アニメーション、ドキュメンタリー、企業ビデオ等を監督・プロデュースしてきた。1998年からインディーズ映画を撮りはじめ、その作品『猫(Cat)』(01年)は、香港の映画館で上映されたことがある。前々回のアジアン・ミーティング大阪2006で上映した『チケッツ』では「サンシャイン」を監督するとともに今回同様、作品全体のプロデューサーも務め、アジア各国の監督に声をかけて完成させた。
『行旅死亡人』 井土紀州監督 DIR. Kishuu Izuchi
■3月14日(土)15:00『行旅死亡人』上映時 舞台挨拶(シネ・ヌーヴォ)
◆1968年 三重県出身。94年よりピンク映画を出発点としてシナリオを書きはじめる。その一方で、映画製作集団スピリチュアル・ムービーズを結成し、自主映画を作り続けている。主な脚本作品に『雷魚』(97年)、『HYSTERIC』(00年)、『MOON CHILD』(03年)、『刺青 堕ちた女郎蜘蛛』(06年。監督はすべて瀬々敬久)、『YUMENO ユメノ』(04年/監督:鎌田義孝)、『ニセ札』(09年/監督:木村祐一)。監督作品に『第一アパート』(92年)、『百年の絶唱』(98年)、『ヴェンダースの友人』(00年)、『LEFT ALONE 1』(05年)、『LEFT ALONE 2』(05年)、『ラザロ』(07年)がある。
『好猫/グッド・キャット』 イン・リャン監督 DIR. YING Liang
■3月14日(土)19:00『好猫/グッド・キャット』上映時 舞台挨拶(シネ・ヌーヴォ)
◆1977年上海生まれ。北京師範大学芸術科で映画を学び、そののち重慶大学で映画監督を専攻。最初の短編『ミッシング・ハウス』(03年)が北京学生映画祭で最優秀脚本賞を、香港インディペンデント映画祭では批評家賞を受賞。同時期に受賞していたペン・シャンとともに「九十分映画工房」を立ち上げ、05年には初長編『あひるを背負った少年』を完成させた。この作品が東京フィルメックス、香港国際映画祭、シンガポール国際映画祭、サンフランシスコ国際映画祭で受賞するとともにロッテルダム国際映画祭、バンクーバー国際映画祭などでも上映され注目された。06年にはロッテルダム国際映画祭の助成金を得て、第2作『アザー・ハーフ』を作り東京フィルメックスで再び国際批評家賞を受賞。第3作目が『好猫/グッド・キャット』であるが、新しい企画『台風に吹かれて』はカンヌ国際映画祭のファンドに選ばれ製作がスタートしている。
『トロピカル・マニラ』 イ・サンウ監督 DIR. Lee Sang-Woo
■3月14日(土)21:00『トロピカル・マニラ』上映時 舞台挨拶(シネ・ヌーヴォ)
◆1971年ソウル生まれ。高校時代より脚本を書きはじめ、最初の脚本が94年の第4回KOFIC(韓国映画振興委員会)脚本賞の3等に選ばれた。その後アメリカに留学、UCバークレーで映画学を専攻しサンフランシスコ韓国映画祭のプログラマーや、バークレーのフィルム・アーカイブで学生映画祭を担当しながら、ドキュメンタリーや実験映画も製作した。その後帰国し、ヨンセ(延世)のコミュニケーション・アートスクールを卒業して映画・テレビの研究を続けている。『トロピカル・マニラ』は最初の長編監督作品である。
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アジアン・ミーティング大阪2009 シンポジウム
■3月14日(土)17:30(シネ・ヌーヴォ)
パネリスト:
【エドウィン短編集】 シディ・サレ氏(撮影監督・プロデューサー)Sidi Saleh(Cinematographer/Producer)
『行旅死亡人』 井土紀州監督 DIR. Kishuu Izuchi
『行旅死亡人』 吉岡文平氏(プロデューサー) Bunpei Yoshioka(Producer)
◆1968年京都府出身。法政大学卒業後、制作部として商業作品の現場を経て、98年よりアテネ・フランセ文化センター制作部テクニカルチームに所属。また、『百年の絶唱』制作中の96年、井土紀州・伊藤学・高橋和博らとともに映画製作集団スピリチュアル・ムービーズを結成し、代表を勤める。企画の立ち上げから、撮影、仕上、上映、検証に至るまで、制作映画のあらゆる過程をプロデュースし、作品生命の全うを目指す。
『行旅死亡人』 吉川正文氏(配給) Masafumi Yoshikawa(Distributer)
◆1974年生。映画製作・配給・宣伝。2000年よりBOX東中野/ポレポレ東中野に勤務、「吉田喜重特集」「若松孝二特集」などを企画。06年よりフリーの配給・宣伝として活動。主な作品に、『ラザロ-LAZARUS-』(井土紀州)、『コロッサル・ユース』(ペドロ・コスタ)、『靖国YASUKUNI』(李纓)、『チェチェンへ アレクサンドラの旅』(アレクサンドル・ソクーロフ)など。
『好猫/グッド・キャット』 イン・リャン監督 DIR. YING Liang
『トロピカル・マニラ』 イ・サンウ監督 DIR. Lee Sang-Woo
◎司会:富岡邦彦氏(アジアン・ミーティング大阪プロデューサー) Kunihiko Tomioka(Producer)
◆《アジアン・ミーティング大阪》《シネ・ドライブ》プロデューサー。黒沢清監督の作品の脚本を経て、PLANET Studyo+1のプログラム・ディレクターを担当。02年からは専門学校の講師も務め、昨年度より神戸芸術工科大学のメディア表現学科・映画専攻講師も担当している。
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