1999〜2005年までインディーズ映画の「異種格闘技戦」と銘うって開催してきた「シネトライブ」。この時代はまさにフィルムからデジタルへの推移期とも一致する。熊切和嘉、山下敦弘、柴田剛のほかにも関西発信の監督たちは多数いる。今回は彼ら映画学校やワークショップ、映画祭の助成など多様な製作状況の中から浮上してきた新人監督たちのプレミア上映をはじめ、熊切和嘉のデビュー作『鬼畜大宴会』や一昨年『ラザロ』を成功させた井土紀州らの作品も含め、この10年の重要なインディペンデント映画の全貌を紹介するとともに、海外映画祭でも受賞した最新作など国内初上映のプレミア作品から注目の新人監督や最新の短編学生映画まで、約1カ月にわたって100本を超える作品を上映する。 |
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