協賛企画《芳泉文化財団の映像研究助成》

カツテノミライ

監督：岩崎孝正

Director: IWASAKI Takamasa｜2019年｜日本｜45分

上映日	時間	会場	ゲスト登壇（予定）
3/13水	12:10	国立国際美術館	◎

【開催レポート】

出　　演

金子満博
天野茂
小田隆
神田豊広
清水加奈

作品解説

福島県相馬市出身で、津波の被害で故郷が跡形も無くなってしまった「ぼく」。「ぼく」は、かつて「公害」が発生した場所に旅に出かけた。「ぼく」は、故郷の食や、地域の未来を見たかったからだ。

熊本県水俣市、三重県四日市市、富山県富山市、新潟県阿賀野市の各地で「ぼく」がたどり着いたのは、農家さんや漁師さんが仕事をする現場だった。「ぼく」は彼らの仕事を見て、対話をする。この旅を通じて、「ぼく」は故郷の人に何を伝えるのか。映像を見る人に何を伝えられるのかと、問いかける。

旅を終えた「ぼく」は、まだ答えが出ず、また旅を続けていくことになる。

監督メッセージ

難しい企画にもかかわらず、出演を快諾されたみなさまに、深く感謝を申し上げます。そして、この映画を見ていただく人たちの心に、彼らの気持ちが、少しでも届けばいいなとおもっています。