第10回大阪アジアン映画祭コンペティション部門|国際審査委員紹介
審査委員長|パン・ホーチョン(PANG Ho-Cheung/彭浩翔)

香港|映画監督

15歳のときに、兄と共にビデオカメラで短編映画を撮り始める。高校卒業後、半年間台湾に留学。その後、テレビのお笑い番組の構成作家を務めた。1997年、小説『全職殺手』を上梓。香港で10万部を売り上げ、のちにジョニー・トー、ワイ・カーファイの共同監督により映画化された。01年、『ユー・シュート、アイ・シュート』で長編映画監督デビュー。その後『ビヨンド・アワ・ケン』(04年)、『恋の紫煙』(10年)、『ドリーム・ホーム』(OAFF2011出品)、『低俗喜劇』(OAFF2013出品)、『アバディーン』(本映画祭出品)などを監督、香港のみならず世界にファンを持つヒットメーカーとして活躍している。

武田 梨奈(TAKEDA Rina)

日本|女優

特技の空手を生かし、CM・ドラマ・映画等で活躍。2013年、第1回ジャパンアクションアワード最優秀ベストアクション女優賞受賞。また、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014にて第1回ニューウェーブアワード受賞。主演作『デッド寿司』(12年/監督:井口昇)、『祖谷物語 ーおくのひとー』(13年/監督:蔦哲一朗)は数々の海外映画祭でも上映されるなど国内外で高い評価を得た。本映画祭出品作『武士道スピリット』(14年)に出演、活動の幅をアジアに広げている。

ユン・ジンソ(YOON Jin-seo)

韓国|女優

高校生のときにオーディションで抜擢され、『バス、停留所』(01年/監督:イ・ミヨン)で映画デビュー。ソウル芸術大学演劇科を卒業し、『オールド・ボーイ』(03年)・『親切なクムジャさん』(05年/監督:共にパク・チャヌク)、『20のアイデンティティ/異共』の「アローン・トゥゲザー」(04年/監督:ホ・ジノ)、『浮気日和』(07年/監督:チャン・ムニル)などの話題作に次々と出演。若手演技派女優として注目を浴びている。最新出演作は本映画祭出品作『太陽に向かって撃て』(15年/監督:キム・テシク)。