第17回大阪アジアン映画祭 開催概要
テーマは「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」
優れたアジア映画の鑑賞機会を市民へ提供すること、大阪での映像制作活動促進を支援すること等を通じて、人材育成と交流、大阪経済圏の活性化、都市魅力の向上を図ります。
「アジア映画のゲイトウェイ大阪」を世界にアピールし、文化・芸術・教育から観光・経済領域まで、また大阪からアジアまで、様々な観点を有する関心層が関わり大阪の発展に資する、開放されたプラットホームとして映画祭を位置づけます。
17回目を迎える今年度も、暉峻創三プログラミング・ディレクターの下、アジア映画最新作の上映や多様なプログラムを行います。なお、今年は昨年に引き続き、例年のスクリーン上映に加え、過去に大阪アジアン映画祭で上映された作品のうち、今こそ世界に知られるべき作品を中心にピックアップし、「大阪アジアン・オンライン座」としてオンライン上映します。コロナ禍で映画鑑賞を取り巻く状況が変化するなか、より幅広い層に対して映画文化およびアジア映画の魅力を伝えます。
大阪アジアン映画祭
プログラミング・ディレクター
暉峻創三
ごあいさつ
第17回大阪アジアン映画祭は、海外の監督が、日本を主舞台に、日本映画界を代表する映画人たちと合作した作品で開幕し、閉幕します。国籍や国境、民族など既成の境界を越えて創造的に交流し、活動する現代映画人の仕事を紹介することは、大阪アジアン映画祭が積極的に取り組んできたテーマの一つでした。その延長上に今回の映画祭は開幕し、閉幕することになります。
また本映画祭は、日本映画を大阪発で世界へと発信していくことにも主体的に取り組んできました。今回は「文化庁委託事業「令和3年度日本文化海外発信推進事業(国際映画祭実施推進事業)」の一環として、その取り組みをさらに強化。今、もっとも世界に知られるべき才能を厳選し、その最新の仕事の紹介や回顧を行います。この試みは、映画館での上映のみならず、オンライン上映、日英2か国語の特別小冊子、OAFF公式YouTubeチャンネル動画などの媒体も併用して行いますので、これらにもご注目ください。
常連のお客さまにとっては、今年のラインナップで真っ先に目を引くのは、短編の飛躍的な増加かもしれません。実際、今回の作品選考過程で一番驚かされたのが、短編の大豊作ぶりでした。その驚きを、ぜひ映画館で皆さまにも共有して頂ければと思います。
本映画祭史上最大規模の出品本数を得て開催される第17回大阪アジアン映画祭を、最初から最後まで存分にお楽しみください。
- 名 称
第17回大阪アジアン映画祭
OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2022
- テーマ
大阪発。日本全国、そしてアジアへ!
- 主 催
- 大阪映像文化振興事業実行委員会
- 実施期間
2022年3月10日(木)〜20日(日)
プログラム概要
- オープニング作品
- クロージング作品
- コンペティション部門
- 特別注視部門
- インディ・フォーラム部門
- インディ・フォーラム部門《特別上映》
- インディ・フォーラム部門《焦点監督:東かほり》
- 焦点監督:横浜聡子
- 特集企画《ニューアクション! サウスイースト》
- 特集企画《台湾:電影ルネッサンス2022》
- 特集企画《Special Focus on Hong Kong 2022》
- 特別招待作品部門
- 協賛企画《芳泉文化財団の映像研究助成》
なお、全部門にわたり、一定の条件を満たした作品を対象に、観客の投票による観客賞、スポンサーアワード(朝日放送テレビによるABCテレビ賞、薬師真珠による薬師真珠賞、芳泉文化財団による芳泉短編賞)が授与されます。
関連事業
ABCテレビ賞受賞作放映
昨年の第16回大阪アジアン映画祭でABCテレビ賞を受賞した、ベトナムのサスペンス映画『姉姉妹妹』(読み:ししまいまい)を朝日放送テレビ(関西圏のみ)にてテレビ放映します。
◎日程:2月11日(金)深夜2:09~(予定) 日本語字幕版
◎作品紹介ページ:『姉姉妹妹』
会 場
- 梅田ブルク7(梅田)
- ABCホール(福島)
- シネ・リーブル梅田(梅田)
- 国立国際美術館(中之島)

- 主 催
大阪映像文化振興事業実行委員会
大阪市
一般社団法人大阪アジアン映画祭
大阪商工会議所
公益財団法人大阪観光局
朝日放送テレビ株式会社
生活衛生同業組合大阪興行協会
株式会社メディアプラス
- 後 援
-
経済産業省
大阪府
駐大阪韓国文化院
一般社団法人映画産業団体連合会
一般社団法人日本映画製作者連盟
一般社団法人外国映画輸入配給協会
FM大阪
- 支 援
芸術文化振興基金助成事業
- 協 賛
-
台湾文化部
神戸女学院大学文学部英文学科
公益財団法人芳泉文化財団
- 文化庁委託事業「令和3年度日本文化海外発信推進事業(国際映画祭実施推進事業)
- 協 力
-
アテネ・フランセ文化事業株式会社
あべのキューズモール
NPO法人映画美学校
FM COCOLO
京都大学東南アジア地域研究研究所
国立国際美術館
混成アジア映画研究会
Japan Society
台北駐日經濟文化代表處 台湾文化センター
株式会社ティ・ジョイ
東京テアトル株式会社
Festival Scope
まちライブラリー@もりのみやキューズモール
MARUZEN & ジュンク堂書店 梅田店
もりのみやキューズモール
株式会社薬師真珠
npo remo [記録と表現とメディアのための組織]
株式会社ワイズ・インフィニティ
(五十音順)
- 映画祭サポーター
-
株式会社シカトキノコ