- 日本初上映
コンペティション部門
アサンディミッタ
Asandhimitta
監督:アソカ・ハンダガマ
Director: Asoka HANDAGAMA|2018年|スリランカ|98分

- 出 演
- ニルミニ・シゲラ
ダルマプリヤ・ダイアス
W・ジャヤシリ
シヤム・フェルナンド
ヤショーダ・ウィマラダルマ - 作品解説
ある日の深夜、映画製作者のもとへ一本の電話がかかってくる。声の主は学生時代の同窓生、アサンディミッタだった。彼の記憶にあるアサンディミッタは豊満な体格の女性だった。突然の電話に困惑する彼に、彼女は「3人の女性を殺した」と告白する。自分は近いうちに警察に逮捕されるだろうと述べ、これからする話を映画化してほしいと頼むのだった。
アサンディミッタは体重が130キロを超える大柄の女性で、離婚経験2回の38歳。その体格のせいで軽口をたたかれるのは日常茶飯事である。ある日、彼女はバスの車内でヴィッキーと名乗る男と知り合う。ヴィッキーに気に入られたアサンディミッタは、彼を家に招き入れ、そこから2人の奇妙な同棲生活が始まった。敬虔な仏教徒のヴィッキーは毎日の祈りを欠かさず、家事を担い、子供の面倒をよくみる理想的な男だった。しかしヴィッキーには受け入れがたい奇妙な特徴があったのだ。そして定職を持たないヴィッキーは現金収入を得るために、ある計画をアサンディミッタに持ちかける。
『マイ・ムーン』『この翼で飛べたら』などの作品で世界に知られるスリランカの鬼才、アソカ・ハンダガマ監督作品。