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  • アジア初上映

インディ・フォーラム部門

世界

Sekai

監督:塚田万理奈

Director: TSUKADA Marina|2023年|日本|38分|言語:日本語|字幕:英語

上映日 時 間 会 場 ゲスト登壇(予定)
3/11土 10:30《短編E》 大阪中之島美術館
3/14火 10:30《短編E》 大阪中之島美術館

※プログラム《短編E》『できちゃった?!』と併映

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出  演
涌井秋
玉井夕海
山本剛史
池田良
作品解説

中学生の秋は吃音を抱えており、授業中に発言を求められるが言葉が出ない。担任とも言葉のやり取りはない。本が好きな秋は、図書館で世界地図や社会問題の本をよく借りる。ススキが実る秋の川沿いの帰り道を洋楽を聴きながら帰る。家では母親がいつもピリピリしており、寝たきりで話せないおばあちゃんがいる。おばあちゃんの隣に座り込み借りてきた本を読む秋。

ゆうみは音楽を人生にしてきた。好きで始めたはずなのに、焦りが生まれるようになっている。バイト先のバーではサラリーマンに好きな事を人生にしていてすごいと言われるが、何も言い返せない。夜の帰り道、目をつぶりながら自転車をこぐゆうみ。

好きなこと、未来を見つめる2人の時間が、それぞれ流れていく。

現在、監督が出身地・長野市で地元の子ども達と制作を続けている、16mmフィルムで10年をかけて撮影する映画『刻』。その撮影の中で子ども達自身と触れ合い、生まれた物語。ロッテルダム国際映画祭2023入選作。塚田の初⻑編映画『空(カラ)の味』は、第10回⽥辺・弁慶映画祭において、弁慶グランプリ・⼥優賞・市⺠賞・映検審査員賞と史上初の4冠に輝いている。

塚田万理奈監督