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  • 日本初上映

特集企画《台湾:電影クラシックス、そして現在》

逃出立法院

Get the Hell Out [逃出立法院]

監督:ワン・イーファン(王逸帆)

Director: WANG I-fan|2020年|台湾|96分

上映日 時 間 会 場
3/8 月 12:00 シネ・リーブル梅田4
3/12 金 18:15 ABCホール
逃出立法院 Get the Hell Out [逃出立法院]
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出  演
ハー・ハオチェン(禾浩辰)
メーガン・ライ(赖雅妍)
トゥオ・ツォンホア(庹宗華)
ワン・チョンホアン(王中皇)
フランチェスカ・カオ(高慧君)
作品解説

日本の国会にあたる台湾の立法機関=立法院では、化学工場の建設をめぐる審議が紛糾していた。補欠選挙で当選した若手人気立法委員(議員)ワン・ヨウウェイと、彼の秘書である武闘派美女ション・インインが見つめる中、壇上に上がった台湾総統が突如ゾンビ化。議場内は阿鼻叫喚の地獄絵図と化していく。続々とゾンビが増殖する血まみれの立法院から、ワン・ヨウウェイとション・インインは脱出できるのか?!

『ギャングとオスカー、そして生ける屍』(OAFF2020)に続いて、勢いを増しつつある台湾ゾンビが今年も大阪に襲来。短編『伏魔殿』(OAFF2020)で注目されたワン・イーファン監督の長編デビューとなる本作でも、その暴力的かつダイナミックな映像美と手に汗握るカッティングは健在。とくに注目いただきたいのが、プロレス民度の高い台湾ならではの「プロレス技を大胆にフィーチャーした」ケレン味溢れる対ゾンビ戦で、その新感覚のアクション演出は、台湾のアカデミー賞と呼ばれる金馬奨の最優秀アクション賞を受賞している。主役を演じた、『花椒の味』(OAFF2020)のメーガン・ライ、『悲しみより、もっと悲しい物語』(OAFF2019)のハー・ハオチェンは、ギデンズ・コー(九把刀)がプロデュースした『等一個人珈琲』(2014)以来の共演で、息の合ったコンビネーションも見逃せないところ。[杉山亮一]

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監督:ワン・イーファン

ワン・イーファン監督

WANG I-fan / 王逸帆