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  • 海外初上映

コンペティション部門

ブルドーザー少女

The Girl on a Bulldozer [불도저에 탄 소녀]

監督:パク・イウン(박이웅)

Director: PARK Ri-woong|2021年|韓国|113分

上映日 時 間 会 場
3/12 土 16:15 ※完売 シネ・リーブル梅田3
3/18 金 13:00 ABCホール
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出  演
キム・ヘユン(김혜윤)
パク・ヒョックォン(박혁권)
イェソン(예성)
作品解説

左腕にばっちり龍のタトゥーを入れた武闘派少女ヘヨン(キム・ヘユン)。中華料理店を営む父親はギャンブル中毒で頼りにならず、母親の死後はヘヨンが幼い弟の保護者を務めていた。そんなある日、父親が盗んだ車で事故を起こし、意識不明の重体に。だが、その事故の裏側には虚偽と不正が隠されていた。家族の生活を守るため、そして汚い噓つきどもをぶちのめすため、ヘヨンは真実に向かって突き進む!

喧嘩上等、猪突猛進、怒髪衝天! 韓国映画界からとびきり魅力的な「闘う女」が新たに誕生した。年上だろうが有力者だろうが、邪魔する奴は踏みつぶす! 重機の運転もお手のもので、クライマックスには度肝を抜くアクションも待ち受ける(まさしくブルドーザー少女であり、ドラゴン・タトゥーの女でもある)。『殺人鬼から逃げる夜』の被害者役から一転、タイトルロールを熱演するキム・ヘユンの一挙手一投足に目が釘づけだ。

初長編にしてパワフルな演出、周到なストーリーテリングの力量を発揮するパク・イウン監督も、今後注目の才能だ。有力者の食い物にされる庶民の怒りを代表して戦いを挑むのが、一人の少女であるという物語は痛快であり、長いものに巻かれてばかりの大人たちに対する痛烈な皮肉でもある。[木浦孝]

監督:パク・イウン(박이웅)

Director: PARK Ri-woong