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  • 日本初上映

特別注視部門

Hawa

監督:メジバウル・ラフマン・シュモン

Director: Mejbaur Rahman Sumon|2022年|バングラデシュ|131分|言語:ベンガル語|字幕:日本語、英語

上映日 時 間 会 場 ゲスト登壇(予定)
3/10金 15:50 シネ・リーブル梅田4  
3/13月 14:25 シネ・リーブル梅田4

★シンポジウム|3月12日(日)15:30-17:00|大阪中之島美術館1Fホール【オンライン開催】

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出  演
チャンチャル・チョードゥリー
ナーズィファー・トゥーシ
サリフール・ラーズ
スモン・アノワール
ナーシル・ウッディン・カーン
作品解説

コロナ禍で加速的に普及したオンラインサブスクリプションの映画界への影響は、バングラデシュでも例外ではない。むしろ海外移住者も多いバングラデシュ人の間では、多くの配信型映画やドラマがバングラデシュで制作されグローバルに共有されている。本作のメジバウル・ラフマン・シュモン監督もそのなかで注目を集める新鋭監督の一人。数々のドラマ制作を経て、本作『風』で堂々の長編映画デビュー。2022年にバングラデシュ国内と北米やヨーロッパで同時公開されるや否や、空前の大ヒットを獲得する。背景には北米在住のバングラデシュ移民の存在も大きい。

映画の舞台はバングラデシュ南東部のコックスバザールから出向する漁船。女人禁制の船に突如として現れた女性は美しくも反抗的で、漁師たちを翻弄する。船上で起こる奇妙な出来事と次第に迫る破壊は、女性のせいか、何らかの復讐なのか。壮大なベンガル湾と神秘的な女性、そして無頓着で人間の生々しさに溢れる男たちの間で繰り広げられる物語は、ある種のバングラデシュらしさを感じながらも、バングラデシュ映画の新風を実感させる。[南出和余]

神戸女学院大学文学部英文学科協賛上映。

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