- 日本初上映
コンペティション部門|特集企画《Special Focus on Hong Kong 2023》
香港ファミリー
Hong Kong Family [過時・過節]
監督:エリック・ツァン・ヒンウェン(曾慶宏)
Director: TSANG Hing Weng Eric|2022年|香港|112分|言語:広東語|字幕:日本語、英語、中国語
上映日 | 時 間 | 会 場 | ゲスト登壇(予定) |
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3/16木 | 15:50 | ABCホール | |
3/19日 | 10:00 ※完売 | ABCホール | ◎ |

- 出 演
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テレサ・モー(毛舜筠)
ツェー・クワンホウ(謝君豪)
イーダン・ルイ(呂爵安)
ヘドウィグ・タム(談善言)
アンジェラ・ユン(袁澧林) - 作品解説
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傷害事件スレスレの家族内トラブルをきっかけに、家庭崩壊が始まった香港の中流家庭。数年後、失職した夫はタクシー運転手となり、「会話する」言葉を失った。妻は家政婦のバイトを始め、シングルファーザーの雇い主に密かに心ときめいている。離婚し、実家に出戻った娘は就職をせずに街を彷徨う。そして、父と対立した息子は、あれから家に戻っていない。ひとり、老人ホームで暮らす祖母は、冬至の日に一家団欒の食事を願うのだが……。
OAFFでも多くの作品が上映されている、香港の新人監督サポート・プログラム“首部劇情電影計劃”の第5回入選作。当初の題名は『陽』。“首部~”から誕生した他作品同様「香港映画の未来を応援すべく」集ったキャストは豪華で、中でも話題を集めているのが息子役のイーダン・ルイ(呂爵安)とその友人役のアンソン・ロー(盧瀚霆)。『大叔的愛(香港版「おっさんずラブ」)』(2021)にも出演した2人は、香港のスーパーアイドルグループMIRRORのメンバーである。本作が長編デビュー作ながら、重いテーマを描きつつも心地よいテンポで物語を紡ぎ、香港のいまを、市井の人びとを温かく見つめるツァン監督一流の演出力を堪能したい。[杉山亮一]
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エリック・ツァン・ヒンウェン(曾慶宏)監督