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  • 日本初上映

コンペティション部門|特集企画《Special Focus on Hong Kong 2023》

白日青春

The Sunny Side of the Street [白日青春]

監督:ラウ・コックルイ(劉國瑞)

Director: LAU Kok-rui|2022年|香港、シンガポール|111分|言語:広東語、ウルドゥー語|字幕:日本語、英語、中国語

上映日 時 間 会 場 ゲスト登壇(予定)
3/12日 16:40 ※完売 シネ・リーブル梅田4  
3/17金 10:10 ABCホール  
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出  演
アンソニー・ウォン(黃秋生)
サハル・ザマン(林諾)
エンディ・チョウ(周國賢)
インダージート・シン(潘文星)
キランジート・ギル(喬加雲)
作品解説

タクシー・ドライバーのチャン・バクヤッ(アンソニー・ウォン)があらゆる局面でハッサン(サハル・ザマン)を守ろうとするのには理由がある。思いがけない事故とはいえ自分がハッサンの父を死に至らしめてしまったからだ。ハッサンと出会うまでは中東からの移民を見下していたチャンだったが、自分だって元はといえば海を泳いで渡って来た不法入境者だろうと息子に指摘され返す言葉がない。ハッサンへの罪滅ぼしから始まった行動で、これまでの自分の身勝手さに気付き、息子との捻じれた関係をなんとか修復したいと思いつつも上手く伝えることができず、ついハッサンに入れ込んでしまう。船での不法出境を試みるハッサンを見送るチャンの「俺は良い人になりたいだけなんだ」という心の慟哭が哀しい。

ラウ・コックルイ監督は初めての長編作品である本作で2022年金馬奨の最優秀新人監督賞と最優秀脚本賞を受賞。監督は、ダイバーシティな香港社会で自身の移民としての経験や思いを注ぎ込んだ作品を観てほしかった、そんな自分の作品が受け入れられたことで自信を得たという。アンソニー・ウォンは、ここまでとことん自分勝手で無責任な偏屈野郎の役は初めてだと喜んで演じ、同最優秀男優賞を受賞。[ソフィ・ウエカワ]

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