- 海外初上映
コンペティション部門
黒の教育
Bad Education [黑的教育]
監督:クー・チェンドン(柯震東)
Director: Kai KO|2022年|台湾|78分|言語:中国語|字幕:日本語、英語、中国語
上映日 | 時 間 | 会 場 | ゲスト登壇(予定) |
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3/12日 | 21:35 ※完売 | シネ・リーブル梅田4 | |
3/18土 | 10:20 ※完売 | ABCホール | ◎ |

- 出 演
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ベラント・チュウ(朱軒洋)
ケント・ツァイ(蔡凡熙)
エディソン・ソン(宋柏緯)
レオン・ダイ(戴立忍)
ダニエル・ホン(春風) - 作品解説
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やんちゃで、でもほどほどにマジメな、どこにでもいるような高校生男子三人組。卒業式の夜、雑居ビルの屋上で飲んだくれていた彼らは、永遠の友情を交わすべく「自ら犯した秘密の悪事」を告白し始める。それは、悪夢のような一夜の始まりだった……。
『あの頃、君を追いかけた』(2011)でブレイクした俳優クー・チェンドンの監督デビュー作。脚本を『あの頃~』のギデンズ・コー(九把刀)、製作を『アイス』(OAFF2014)のミディ・ジー(趙徳胤)と、クー監督の後見人とも言うべき大物映画人が担当しているのも話題だが、それ以上に、初監督らしからぬシャープで遊び心満点の映画的センスに満ち溢れた、クー・チェンドンの監督術に注目したい。主人公の男子学生を演じるのは人気の若手俳優たちで、中でも主演作『運命のマッチアップ』(2019)が日本でも劇場公開されたベラント・チュウは、本作の演技で金馬獎の最優秀助演男優賞を受賞した。彼らと対峙する台湾ヤクザの大物シンを演じるのはベテランの演技派レオン・ダイで、その狂気と紙一重の色気は絶品。物語のカギを握る警察官役を『大仏+』(2017)のホアン・シンヤオ監督が演じているのも要注目。[杉山亮一]
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出演:ケント・ツァイ(蔡凡熙)さん