- 日本初上映
コンペティション部門
マックスとミンとミャーザキ
Max, Min and Meowzaki
監督:パドマクマール・ナラシンハムールティ
Director: Padmakumar NARASIMHAMURTHY|2022年|インド|135分|言語:英語、ヒンディ―語|字幕:日本語、英語
上映日 | 時 間 | 会 場 | ゲスト登壇(予定) |
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3/17金 | 18:45 | ABCホール | ◎ |
3/19日 | 21:00 | 梅田ブルク7 シアター7 |

- 出 演
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アディル・フセイン
ナーサル
シッダールト・メノン
マンディラ・ベーディー
ナフィーサー・アリー - 作品解説
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同棲相手のミンに別れを告げられたマックスは“ミャーザキさん”を引き取ることになる。ミャーザキは、宮崎駿を愛してやまない2人が飼っていた猫だ。ミンが出ていったあともマックスは彼女を忘れられずにいる。
一方、マックスの父ラメーシュは妻の死後、不眠に悩んでいた。カウンセラーに亡き妻のことを尋ねられ、彼は言う。「ずっと妻のことは愛していなかった」と。
本作はラブストーリーであり、ラメーシュの体験から語られる家族の物語でもある。がんじがらめになっていたラメーシュの心が、カウンセラーとの対話を通じて開き始めたとき、彼はどんな行動を取ったのか? 親子三代(シュリダール、ラメーシュ、マックス)の関係はどう変わっていくのか?
また、本作には実にさまざまな属性の人々が登場する。一見、弱者に思える人々が、強くてしなやかで優しい。枠にとらわれない。まるで猫のように。
パドマクマール・ナラシンハムールティ監督にとり、長編作品としては2作目にあたる本作は、釜山国際映画祭で世界初上映された。
ラメーシュ役は『ガンジスに還る』(2016)のアディル・フセイン。祖父シュリダール役は『バーフバリ』シリーズでビッジャラデーヴァを演じたナーサル。そして何と言っても“ミャーザキさん”に癒やされること間違いなし。[内海千広]
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パドマクマール・ナラシンハムールティ監督