- 世界初上映
コンペティション部門|特集企画《台湾:電影クラシックス、そして現在》
ホテル・アイリス
Hotel Iris [艾莉絲旅館]
監督:奥原浩志
Director: OKUHARA Hiroshi|2021年|日本・台湾|100分
上映日 | 時 間 | 会 場 |
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3/9 火 | 18:20 | ABCホール |
3/10 水 | 16:00 | シネ・リーブル梅田3 |
- 出 演
- 永瀬正敏
陸夏
菜葉菜
寛一郎
リー・カンション(李康生) - 作品解説
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寂れた海沿いのリゾート地──そこで日本人の母親が経営するホテル・アイリスを手伝っているマリは、ある日階上で響き渡る女の悲鳴を聞く。赤いキャミソールのその女は、男の罵声と暴力から逃れようと取り乱している。マリは茫然自失で、ただならぬその状況を静観している。一方で、男の振る舞いに激しく惹かれているもう一人の自分がいて、無意識の中の何かが覚醒していくことにも気づき始めていた。
男は、ロシア文学の翻訳家で、小舟で少し渡った孤島で独りで暮らしているという。住人たちは、彼が過去に起きた殺人事件の真犯人ではないかと、まことしやかに噂した。またマリも、台湾人の父親が不慮の事故死を遂げた過去を持ち、そのオブセッションから立ち直れずにいた。
男とマリの奇妙な巡り合わせは、二人の人生を大きく揺さぶり始める。
ロッテルダムや釜山などの国際映画祭で受賞歴のある『黒四角』の奥原浩志監督最新作。小川洋子が禁断のエロスを描写した同名小説を、舞台を台湾の架空の島に変え、国際的キャストで大胆に映画化した問題作。
- 配 給
リアリーライクフィルムズ