『旅立ちの島唄～十五の春〜』おおさかシネマフェスティバル2014

おおさかシネマフェスティバル2014

脚本賞受賞記念上映『旅立ちの島唄～十五の春〜』

制　　作: 2012年／114分／配給：ビターズ・エンド
スタッフ: 監督・脚本：吉田康弘　撮影：木村信也　音楽：きだしゅんすけ　主題歌：BEGIN
出　　演: 三吉彩花、大竹しのぶ、小林薫
作品解説: 沖縄本島から東へ360キロ離れた孤島・南大東島には高校がなく、子供たちは進学のため15歳になると島を出て家族と離れて暮らさなければならない。少女民謡グループ「ボロジノ娘」は毎年、別れの唄「アバヨーイ」を歌って島を旅立っていく。この年、優奈（三吉彩花）は先輩から「今年からあなたがリーダーだからしっかりね」と肩をたたかれる。自分にもこの唄を歌う日が近づいていることを感じながら、優奈の最後の１年が始まる。兄や姉の進学に合わせて母・明美（大竹しのぶ）が島を出て以来、優奈はさとうきび畑を営む父（小林薫）とずっとふたり暮らしで、母とはもう１年近く会っていない。姉は赤ん坊を連れて帰ってきて、理由も告げず家で暮らし始める。優奈にも、北大東島からやってきた長身のスポーツ青年・健斗（手島隆寛）とのほのかな恋が芽生える・・・。
人口1300人、誰もが顔見知りの小さな島の子供たちの物語を吉田康弘監督が丹念な取材で脚本化。三吉彩花が少女の揺れる気持ちを民謡に乗せて表現、大竹しのぶ、小林薫が脇をがっちり固め“珠玉の作品”に仕上げている。
関連サイト: 作品公式サイト　http://www.bitters.co.jp/shimauta/
ビターズ・エンド　公式サイト　http://www.bitters.co.jp/