第9回大阪アジアン映画祭 受賞結果一覧
グランプリ(最優秀作品賞)
コンペティション部門上映作品を対象に、審査委員会が最も優秀であると評価した作品に授与。
副賞として賞金50万円を贈呈

『シフト』(Shift)

フィリピン/監督:シージ・レデスマ (Siege LEDESMA)

来るべき才能賞
コンペティション部門上映作品を対象に、審査委員会が最もアジア映画の未来を担う才能であると評価した方に授与。 副賞として賞金20万円を贈呈

ハ・ジョンウ(HA Jung-woo)

韓国/『ローラーコースター』 (Fasten Your Seatbelt)監督

最優秀女優賞

カリーナ・ラウ(Carina LAU/劉嘉玲)

香港/『越境』(Bends/過界)主演女優

スペシャル・メンション

『アニタのラスト・チャチャ』(Anita's Last Cha-Cha)

フィリピン/監督:シーグリッド・アーンドレア P・ベルナード(Sigrid Andrea P. BERNARDO)

ABC賞
当映画祭実行委員会参加の朝日放送により設けられたスポンサーアワード。アジア映画の新作(一部作品を除く) を対象に、朝日放送が最も優れたエンターテインメント性を有すると評価した作品に授与。副賞として賞金100万円(テレビ放映権として)を贈呈。(ただし、放送用素材製作費を含む)

『おばあちゃんの夢中恋人』 (Forever Love/阿嬤的夢中情人)

台湾/監督:北村豊晴(KITAMURA Toyoharu)、シャオ・リーショウ(SHIAO Li-shiou)(蕭力修)

観客賞
アジア映画の新作(一部作品を除く)を対象に、映画をご覧になったお客様の支持を最も集めた作品に授与。副賞としてクリスタル盾を贈呈

『KANO』(KANO)

台湾/監督:マー・ジーシアン(Umin Boya/馬志翔)

審査委員を代表してユージン・ドミンゴ(Eugene DOMINGO)さんからコメント
皆様、こんばんは。2014年の第9回大阪アジアン映画祭の審査委員を務めさせていただき、大変光栄でした。
短期間に多くの作品を審査するのは大変な作業です。今回の映画祭について、審査委員全員の一致した意見は、韓国映画とフィリピン映画の印象が最も強かったということです。しかし、どの作品も本当に力の入った素晴らしいものであり、審査委員としての苦労もずいぶん軽減してもらいました。
今回、私たちが選んだのは、シンプルで、率直で、真摯にさまざまな境界を乗り越えて制作された作品です。どうぞ、参加作品の関係者全員に、大きな拍手をお願いいたします。
私たちがここに集うきっかけをつくってくれた大阪アジアン映画祭に感謝するとともに、観客の皆さん、映画祭のサポーターの皆さんにお礼申し上げます。大阪アジアン映画祭は、大阪が世界へとつながるゲートウェイとなる、意義ある文化事業となりました。おおきに!